在来工法

伝統工法を母胎としながら、第二次大戦後の技術革新で新たに生まれた木造建築物の工法のひとつ。木造軸組工法、在来軸組工法、在来木造、木造軸組など様々な呼び方がされているが、その内容は基本的に同じである。特徴としては次のことが挙げられ、それらの工夫により構造的に強い木造建築が初めて可能となった。
・鉄筋コンクリート製の「布基礎」(連続フーチング基礎)を採用し、土台と布基礎をアンカーボルトで緊結する
・筋かいを入れて、プレート等で止めつけることにより、軸組全体を安定させる
・壁材に構造用合板を採用する等により、壁に強度を与える
・その他、材の接合部(仕口)に多様な金物を用いて、軸組全体を補強する

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